あれは、たしか今日の夕方くらいのことでしたかね・・・。
私はその時も、いつものように東京ドームシティ・ラクーアの4Fで、
いつものように一人での営業に励んでいたわけですね。
そう、その時までは本当にいつもと変わりませんでしたね・・・。
強い陽射しが傾きかけた真夏の夕方でしたね・・・。
ある一組のカップルのお客様が、ブースにスーッと入ってきたんですね。
お二人とも初めてのご利用ということで、私は、
「これはありがたいなぁ。」
などと思いながら、せっせとお描きしていたんですね。
すると、背後に気配を、「背後から誰かに見られているなぁ。」という気配を
感じたんですね・・・。
いつもなら、「好奇心旺盛なお子様かな。」くらいにしか
思わないんですが、その時は違ったんですね・・・。
その私の背後にいた、何者かの気配がスゥーーーッと移動して、
隣のアーティストの椅子に腰かけたんですね。
一人営業だったので、当然、隣の椅子は使われていなかったんですね。
私は、「あぁ、これは中国人のおじさん(※)だ!!」と確信したのですが、
チラッと脇を見ると、なんとそこには・・・。
・・・弊社代表アーティストであり、師匠のKAGEがいたんですね。
「お疲れ様です。」とにこやかに挨拶され、その後、閉店近くまで
二人で営業をしたんですね。
KAGEは最近、店舗巡回を兼ねて各アーティストの隣に入っているんですね。
そして、その日の営業も終わりに近づいたところで、KAGEが私を描いてくれたん
ですが・・・。
これを見た時、全身の毛という毛があわ立ちましたね・・・。
これがその絵なんですが・・・。

よく見てみると、腕のところなんですけどね・・・、
腕のところに・・・、
すごい量の腕毛が、腕毛が強調されていたんです!!!
キャァァァァァーーーーーーーーーーッッッ!!!!
(※).中国人のおじさんはギャラリーの達人です。
ベストポジシションを心得ています。
旧正月の時期の風物詩の一つ。